ryunosuke19’s diary

東京に住む大学2年生です。本をよく読むようになったので、読後の感想や見どころを共有できたらと思っています。たまに違うことも言うかもしれません。

ナナメの夕暮れ 若林正恭

今回はオードリーの若林正康さんの名著 ナナメの夕暮れについて紹介します。自分は、オードリーさんのラジオを聴いているリトルトゥース(ラジオリスナーの名称)で、この本は一年ほど前に読んで、もう二回ほど読み返しています。なぜかというと、若林さん独特の「人見知り」の仕方がすごく共感できるからです。何とか社会でうまくふるまおうとする姿勢、現代の激しい同調圧力の波を感じながらも、自分を失わないようにする姿勢。そのような生活の果てに行き着く「諦め」と「生きやすさ」、、。自分がまず感じたことは、若林さんは、「特別な人ではない」ということです。だからこそ、読んでいて非常に親しみやすいし、すぐに内容にのめりこんでいきます。自分に対してアドバイスをされるというよりかは、寄り添われているような気分になる一冊です。この本は、正直人生に満足している人が見ても面白くないと思います。「生きづらさ」を感じる人には、年齢を問わず、読んでみてほしいです。

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